「甕の音なひ」レポート

kameoto-1

12/12に、3月に九州大学で初演された「甕の音なひ」のさらにリニューアル進化バージョンの公演が、福岡の住吉神社にて実施されました。
前回は、宮内、森戸の2人だけの出演でしたが、今回はArisA、浦畠も加わって、4人での出演となりました。また、全体に出演者も増え、パワーアップした作品へと発展しました。

kameoto-10

kameoto-6

kameoto-5

当日、会場である住吉神社の能楽殿は満席!たくさんのお客様に見守られて、能舞台に立たせていただくという貴重な経験をさせていただきました。
今回私たちはいわゆる地謡役、四つ柱の前に最初から最後まで座り続けるので、終わってはける時にすっと立ち上がれるか、とか、切戸口から甕を抱えて、低い体勢でうまく通れるか、とかそういういつもにない不安要素があり、そちらの練習のほうが必要だったりしました。
後半は全員での即興セッション、ゲネでうまくいかなかったところを話し合い、本番は全員のパワーがMaxにぶつかり合い、力強いセッションとなりました。

kameoto-8

kameoto-9

kameoto-3

kameoto-4

kameoto-2

改めて今回共演させていただいた、笙の石川高さん、和琴の中川佳代子さん、土笛の渡辺融さん、声の山崎亜弥さん、舞方の太田垣悠さん、上杉満代さんに感謝するとともに、このような機会を与えてくださった藤枝さん、九州大学のみなさんにも心より感謝いたします。
本番後はトークイベント、直会として焼酎の試飲会もあり、その後打ち上げで盛り上がりました。

またこの作品がさらに進化して、いろんなところで再演していけることを期待しています!東京でも再演となれば、と願っています。