新作公演「◯」無事終了しました!

つむぎね◯-集合写真2

おかげさまで、つむぎね新作公演「◯」は無事に終了しました!

今回はメンバー5人だけでなく、ワークショップ生の方々もお迎えし、また、一部お客さんも参加していただいて作り上げるという新しい試みに挑戦したもので、作品の構成や設定、衣装や光なども新たな演出を取り入れて、と一新した公演となりました。いろいろと貴重な感想をいただきましたが、一部の方からしか伺えなかったので、ぜひ観ていただいた方々から、忌憚ないご意見いただければと思っています。
今回は儀礼的なアプローチに真っ向から取り組んだ作品で、森の中にひっそりとあるかもしれない、架空のつむぎね村の、春を迎える儀式という設定で、儀式の次第に則って作り上げましたが、そういった試みの可能性の反面に潜む、覚悟、裏付け、目的、線引きなど、まだまだ浅く、手を出すからにはかなり意識的に取り組まねばならない危険性、あくまでアート、表現の文脈で作り上げるうえでの許容範囲など、いろいろと課題や反省も見えましたが、一度とにかくストレートに取り組んでみたかったので、これを本当につむぎねにとっても通過儀礼として、この先の歩みを考えていきたいなと思っています。

この公演が実現するまで、つむぎねメンバー、参加くださったワークショップ生のみなさま、この公演のコンセプトを見事にビジュアル化してくださったフライヤーデザインの久世茉里子さん、私の衣装アイディア、公演途中でのチェンジなどすべて見事に形にしてくださった、衣装製作の坂本洋祐さん、陰ながら少し制作、広報にお力くださった松本千鶴さん、写真、映像撮影に来てくださった川村麻純さん、武子直樹くん、仁宮裕くん、そして、空間の作り方、照明、音楽的な流れなど、全てにおいて相談に乗って、アドバイスくださり、当日の照明オペから舞台監督的な部分、さらに一部声でパフォーマンスに参加までしてくださった定方まことさんなど、多くの皆様に心から感謝申し上げます。この中の誰1人欠けてもこの公演は実現しなかったと改めて実感します。
また、もちろん当日見に来てくださり、共に参加してくださった多くの皆さんの声もあってこそ完成したものでした。

最後に、この機会を作ってくださり、企画段階から実施まで、長きに渡ってサポートくださった、トーキョーワンダーサイトのみなさまにも心から感謝申し上げます。8年前に公募で選出いただき、初めてまともな作品を発表させていただいたつむぎねは、本当にワンダーサイトで育てていただいたと感じています。その母校に改めて帰ってこられたような感覚でした。奇しくも、この3月でトーキョーワンダーサイトとしての運営を終え、新たなスタートを切られるタイミングとも重なり、いろんな意味で、蘇生、再スタートの儀になったのではと感じます。トーキョーワンダーサイトの名での活動は終わってしまうこと、とても悔やまれますが、今後の新たな事業においてもまた関わらせていただけたらと願っています。

また、立ち上げ当初からずっと一緒に作品を作って来てくれた、メンバーのなおちゃん、そしてお腹の中の金ちゃん、2人と一緒にこの公演を作ることができたことも本当に幸せでした!
大事な時期に無理をさせて本当にごめんなさい。でも、この奇跡の機会は一生忘れません。あとは、金ちゃんが無事にこちらの世界にやってくる日を心待ちにしています。

本当にたくさんのみなさまと、春を迎える儀式○を実施することができて、幸せでした。ぜひ、今後の活動も応援いただければ幸いです!
ありがとうございました!

つむぎね◯-メンバー写真1

つむぎね◯-メンバー写真2

つむぎね◯-集合写真1

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