つむぎねとは | About tsumugine
2008年より作曲家・宮内康乃を中心に結成した、女性たちによる音楽パフォーマンスグループ。楽譜ではなく、人間の呼吸のリズムをきっかけとする単純なルールをもとに音を紡ぎ出していく独自の表現により演奏を行う。おもに声や鍵盤ハーモニカを使い、個々がそれぞれ音の粒子となり、その粒子が複数重なりあって、変化、融合することで空間上の響きを紡ぎ出していくパフォーマンスを展開する。また、照明、衣装など、音以外の演出も含めて総合的に表現する、独自のスタイルの確立を目指している。
Tsumugine is a music performance group which is active since 2008, initiated by Yasuno Miyauchi. They play by using mainly voice and keyboard harmonicas. Instead of reproducing a timeline which was created in advance, every member becomes a particle of the sound. The particles follow a simple rule, and everyone creates a sound while moving, colliding, changing, and fusing. The performance evolves spinning these spatial sounds together. Tsumugine aims for a music performance which is not only producing sounds, but extends to special and visual expression.
受賞 | prize
トーキョーワンダーサイト主催 “Experimental sound, art and performance Festival 2008” 最優秀賞
The grand prize “Experimental sound, art and performance Festival 2008” organized by Tokyo wonder site
・コンセプト | concept
・メンバープロフィール | member
・活動歴 | works
・メディア掲載 | media
つむぎねの主な活動 | tsumugine activities
つむぎねの活動は主に、単独公演、ライブ出演、ワークショップの3つを中心に行っています。
舞台公演
単独公演として、1時間程度の演目を、空間、衣装、照明の演出も含めて、全面的につむぎねの音世界を表現する活動や、ダンスカンパニーとのコラボレーション公演や展覧会の会場でのパフォーマンスなど、他ジャンルの表現とのコラボレーションにより一つの舞台を作る活動を行っています。
ライブ出演
上記の舞台公演以外に、ライブハウス、古民家、野外、教会など様々な場所や企画で、他の音楽家との対バン形式でのライブ出演も多数行っています。
ワークショップ
つむぎねの表現は、楽譜を使わず、とてもシンプルなルールで作られているので、音楽的素養や演奏技術なくして誰でも参加できるものです。また主に声を使うので、身体一つでどこでも実施できます。よって音のみの純粋なコミュニケーションにより音を重ねていくので、真っ暗闇や目を閉じても演奏ができるため、視覚障害がある方ともハンディなくともに演奏ができる、などさまざまな可能性を含んでいます。
これまでも、小学校でのアウトリーチやNPO法人主催のワークショップ、森の中でのワークショップなど、さまざまな機会を通して、子供からお年寄りまで多くの人たちとともに音を紡ぐワークショップを数多く実施しています。また、今後アートの文脈だけでなく、教育や福祉など、「つむぎねメソッド」を通して幅広く社会とつながる活動を行いたいと考えています。